質問にも種類があります。
質問の種類には「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」があります。
オープンクエスチョンの例
「この本はどうですか?」
相手が自由い答えてもらう質問です。
クローズドクエスチョンの例
「この本は好きですか?嫌いですか?」
二者択一のように答え方が制限されます。
無数の段階があります
「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」の間には、無数の段階があります。
例として4つに分けてみましょう。
「フルオープンクエスチョン」の例
「この本はどうですか?」
自由に答えることができます。
「セミオープンクエスチョン」の例
「この本を読む目的は何ですか?」
目的により制限しています。
「セミクローズドクエスチョン」の例
「この本の内容を仕事上のどのような場面で生かしたいですか?」
仕事という制限と、その中の場面という制限を加えています。
「フルクローズドクエスチョン」の例
「この本は好きですか? それとも嫌いですか?」
答えは、「好き」または「嫌い」の2種類しかありません。
質問の種類をどのように使い分けるか?
「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」は、質問の目的によって使い分ける必要があります。
オープンクエスチョン
相手が、自由に考えて自由に答えることによって情報を得たい場合には、オープンクエスチョンで質問する。
- 自分で答えを予想できないので、自由に話させたい場合
- 自分で方向性を打ち出してほしい場合
- 考えてほしい場合
クローズとクエスチョン
あいてが、あまり余計なことを言わず、端的に答えが欲しい場合には、クローズドクエスチョンで質問する。
- 自分で答えが予想できるので、余計な話をしてほしくない場合
- 誘導したい場合
- 自由に考えさせたくない場合
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